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zoom RSS 宿坊に泊まる(その1)

<<   作成日時 : 2007/12/09 23:53   >>

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前回最後にちょこっと戻って…

庫裏入り口にある大きな鐘を三度鳴らし、
「宿泊、参禅のため、ご指導どうぞよろしゅう」と大きな声で挨拶すると、「どうぞ」と本堂へ上がるように言われました。

集まったのは、二人または三人のグループが4組、全部で10人(全員女子)。
想像していたよりもずっと若い人たちが集まっていることに正直少し驚きました。

17:00〜坐禅

裸足になり、座蒲(小さいクッションみたいなもの)に浅く腰掛けて足を組みました。私は硬くて両足を組むことができなかったので、片足だけ。その場合は、左足を乗せて、右足は左足の下に隠すようにします。手は、右手の上に左手を乗せて親指の先をつけて。
曹洞宗は面壁ということで、窓を壁に見立てて坐りました。

鐘の音を合図に40分間。

「頭を空っぽにしていってください」と言われたものの、すぐにできるはずもなく。
眉間か鼻辺りに意識を集中するようにというアドバイスもあまり役に立たず。思いのほか集中できなくて困りました。
いろいろ集中のための策をとってみましたが、今思えば、目の前の畳に映るろうそくの炎の影をただひたすら見ていた時が一番「空っぽ」に近かったかもしれません。眠くなっちゃったけど^^;

板で肩を叩かれる(警策(きょうさく))は全員に一度。結構痛かったのですが、気持ちのいい痛みでした。意思表示(胸の前で手を合わせる)をすれば、何度でもしてくれるそうです。

そろそろ足が辛いなぁと思ってきた頃に終了の鐘の音。長かったような、短かったような。

19:00ごろ〜薬石(夕食)

画像箸袋に書いてある、五観の偈(ごかんのげ)という、食べ物をいただくときの心得を読み上げて、手を合わせて「いただきます」と言った後は、無言で食べます。そんなに厳しいことは言われませんでしたが、音をなるべく立てず、ひとつひとつの器を持って食べるというのがお作法のようです。

静かに、ただ目の前の食べ物と向き合い味わうのです。

けんちん汁、お麩のフライ、ごま豆腐など、どれもとても美味しかった。
美味しかったので、無言が辛かった。
「美味しいね〜」とぜひみんなで言い合って気持ちを分かち合いたかったなぁ。
「このけんちん汁のお出汁はなんだろうね」とか、「このお麩フライ、お魚の味がしない?」とか、感じた瞬間に口に出せないのが歯痒かった。
とはいえ、いくら歯痒いと思っても、どうにもならないので、食に集中。
でも、たくあんはどうしても音が出てしまい。ポリッ・・・・・・ポリッと、噛む間隔が不自然に長くなって。よく噛み砕けないまま飲み込んでしまいました^^;

そのたくあんは、一切れだけ残しておいて、食べ終わった器にお湯を入れてたくあんでこするようにして洗い、最後にお湯もたくあんもいただいて、ごちそうさまとなります。段々小さくなる器とお湯を飲むことを考えると、注ぐお湯は最小限の量に…と思ったら、たっぷり注いでいる人が。あれはお湯を移していくのも、飲むの大変だっただろうなぁ。

(つづく)

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2007/12/17 08:52

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
なかなかの体験ですね^^
実は私は、夫婦で観音めぐりをしています。
その時に感じた事は、結構若い人も観音巡礼をしているんです。
座禅も同じなんですね。

般若心経の言葉にも「空」「無」の文字がたくさん出てきます。
この世の中には何も無い。
いつの時も同じままでいない。
そんな意味だったと思います。

この座禅でまきちゃんが「空っぽ」にした事は、
また同じ状態の空っぽになる事はないのだと思います。
そう思うと、1日の中で少しでも良いから
無の状態で自分自身と向きあう事は、
とても大切な事のように思います。
そして実は、とても難しい事かなぁって。

私もまだまだ凡人ですからね^^;
るんこ
2007/12/10 11:22
学生の頃、サークルの合宿は毎年お寺でした。
宿坊という感じではなく、朝の勤行参加以外は割と
大目に見てもらった感じでお恥ずかしい限り。

それからすれば、まきさんの宿坊体験は始まりの
挨拶からして本格的ですね。
意思表示をして敢えて警策してもらうものだとは
思ってもみませんでした。

器が小さくなるというフレーズが気になります。
流行のエコ?ではなくて、宗派のしきたりなんでしょうか。
続きが楽しみです。
chi-ka
2007/12/11 14:22
◆るんこさん
 そうですか、年齢は関係ないのですね。私の偏見でした^^;
 観音めぐり…ご夫婦でというのが素敵です。
 無の状態…日々気がつけばあっという間に過ぎていて、
 テレビもつけっぱなしで、音がない時間って寝るときだけ
 だったりします。そうですね、静かに内観する時間を
 ちょっとだけでも作ることって大事なのかもしれません。

◆chi-kaさん
 お寺で合宿ですか。それは何だか楽しそう^^
 警策は痛かったけど身が引き締まるようで、
 もう一度くらい叩いてもらいたいなぁ…と思ったのですが、
 なんとなく気恥ずかしくて。後でそんな話をしたら、
 他の人も同じ思いだったようで。
 器が小さくなる・・・ちょっと紛らわしい書き方でした。
 ええと…マトリオシュカみたいな感じで(ますますわかりにくい?)、
 重ねられる相似形の器が5つだったんです。
 なので、最初の大きな器にたっぷりお湯を入れると、
 最後の小さな器にお湯が入らなくなって大変!って
 ことになるのでした(笑
まき
2007/12/11 20:24
最近、ますます肩凝りがひどいので、あの板で叩かれたら気持ちいいだろうなあ。きょうさくって言うんですね。初めて知りました。
たくあんは、ボリボリ音を立てて食べたいものですね。
まあ、そのあたりも修行の一環なのでしょう。

体験してみたい気はしますが、1日たりとも煩悩を拭いきれず、ビール飲んじゃうからやっぱりだめだろうなあ。
NENE
URL
2007/12/13 22:32
◆NENEさん
 たぶん、すごーく気持ちいいと思います!
 鈍い音とは裏腹にかなり芯までびしっときます^0^
 きょうさく←私も初めて知りました。
まき
2007/12/15 20:41

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